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鋼橋の腐食・孔食部分の当て板補修を行いました。
現地の計測結果から取り付ける当て板の寸法案を図面で作成し、数回の改良検討を重ねた後に施工を行いました。
桁端部の狭い箇所での施工となったため、使用機械の選定や寸法の確認を入念に行いました。
作業箇所が狭く十分な距離を確保できなかったため、フルフェイス型のマスクを着用し素地調整を行いました。
また、通常のディスクグラインダーとは別にブラスト面形成動力工具を使用しました。(下写真参考)
金属パテは施工面の裏側にプラ板を貼り付けてから充填しました。
硬化後プラ板を外し、凹凸部分を微調整して仕上げました。
当て板の部材数・組み合わせが多かったため、部材検査の段階で仮組みを行い、設計図面と相違ないかを入念に検査しました。
当て板取付前に高力ボルトの現場軸力試験を行いました。
試験結果を専用の記入用紙に記録し、管理を行いました。
高力ボルトを使用して当て板を取り付けました。
狭い箇所での施工であったため、作業姿勢等に注意しながら作業を行いました。